迷子の建築学生ブログ

たとえ道に迷ってもそれでいい

深夜感じたこと

1/2の2時過ぎ。

走る格好に着替えて、外に出る。

 

冷たい外気が肌を刺す。

 

数日ぶりに走ったが、右膝の上部に違和感を感じる。

ずっと寝ていたのと、急激に筋肉冷えたせいで筋繊維が硬直している。

 

走り出すが、膝の怪我が怖いため早歩き程度の速さに留めておく。

久々にスマホの画面から離れ、頭の中で思考する。

 

おれは何がしたいんだろう?

 

昔からの問いだ。

そもそもこれだけ必死に建築をやろうとしていたのは何故だろうか。その建築も今日は一切やらなかった。

ひたすら惰眠を貪る日。

僕はそんな日がたまにある。そして感じる自己嫌悪。

しかしその日は無意味ではない。

本当にやる気も気力も全て失ったときこそ、自分の本質が見えてくるからだ。

 

僕は有名な建築家になろうとし過ぎていた。

何か大きなものを追いかけていて、その壁の大きさゆえに壁の前でうずくまったいた。

自分がやらなくてはいけない

そんな重圧に自分自身が押し潰されていた。

建築を見るたびに、こんなものが自分には造れるのか?という不安を感じることさえもあった。

 

しかし、有名な建築家になることは本質ではない。

あくまで副産物的なものだろうし、僕が見ている世界はあまりにも狭い気がする。

 

自分が真にやりたいこと。

正直、コロコロ変わる。

しかし、それをひとつひとつ追い求めていけばいいのではないだろうか?

その遠回りゆえに、周りと遅れをとったり、離れていくかもしれない。だが、それはそれで面白い気もする。