迷子の建築学生ブログ

たとえ道に迷ってもそれでいい

2019を振り返って

こんにちは。ろすとまんです。

買ったばかりのPCの液晶割ってしまいました。強く生きていきます。

 

 

そんなこんなで今日は12/31。大晦日

せっかくなので一年を振り返ってみます。

 

 

~春、大学入学まで

大学受験が終了。

とにかく僕の人生の中でも大きなターニングポイントのひとつだった。

現役の時に受験失敗しまくってて良かったと心から思う。まあとてつもないストレスを抱えた時期もあったが。

試験当日は過度に緊張することなく、いつも通りやって普通に受かった。まあ落ちた大学もいくつかあったが。

これで晴れて大学生。そんな実感もできぬまま4月までは勉強しながら過ごしていた。

今思えばあの時勉強していたのはよい選択肢だった。友達が少ないというのが幸運にも良い方向へ働いたのだった。受験が終わったにも関わらず数学と物理、そしてデッサンの練習をした一ヶ月。大学のスタートダッシュを上手くきれた。これが今の僕をつくる要因のひとつだったように感じられる。

 

 

大学入学後~

満を期して入学。ここで幸運にも友達には恵まれた。しかし当時の僕からしたら挫折でもあった。

「大学=勉学に励む場」と定義付けていた僕からしたら、周りの雰囲気に違和感を感じることがあった。この葛藤具合は是非過去記事を見ていただきたい。

特に大学内の建築サークルには嫌気がさした。

そして僕は挫折した。

「大学はこんなレベルなのか…思っていたのと違う…」まだ世の中を知らない未熟な僕は本気でこう思い込んでいた。

そして自分の大学で勉強することを諦め、インカレサークルで他の大学の人が集まる場へ行こうと決めた。今思えばあの時の行動力はそれまでの僕になかったもので成長していたことが感じられる。

そしてそのインカレサークルで刺激を受けつつ、大学生活を過ごしていく。

 

~夏休み前

大学生活にも慣れてきた時期。

恐ろしいほど周りとは馴染んでいった。

そして当初の建築で上を目指す目標は薄れていく。だが定期的にあるインカレサークルによって度々モチベーションが戻る。そんな日々を繰り返していた気がする。

しかし大きな変化がその時から感じられていた。それは人との関わりだ。

これに関しては前回記事で散々話したので省略するが、気づかぬ間に僕は予期せぬ方向へ成長していた。

 

夏休み

陸上と建築。これ以外何していたかあまり覚えていない。深夜までひたすら友達と通話したり、建築見に行ってたり。夏休み前期の記憶は微かだ。基本家にいたのだろうか。

しかし大きなターニングポイントが後期にくる。

千葉県での施工だ。これも過去記事を参照してほしい。

この記憶が強烈に残っている。初めて建築家、そして院生と真面目に話した。話したというかひたすら話を聞いていただけだが。それくらい圧倒され続けた。

ここで大きく自分のなかで心境の変化を感じた。

建築はひとりじゃできない。色々な人との関わりの中で造り上げられるものであると。

 

 

大学後期~

夏休みで得たものを持ち帰り、夏休み明けの授業を迎えた。圧倒的な体験をした僕は自分で言うのもなんだが強かった。知識はまだ足りていなかったが、建築そのものの真理を微かに見れたような、隙間から溢れる小さい光を見れたような気分だった。

そして長い休みから明けた僕はまた授業の続く日々に慣れていく。それは周りも同様だ。

しかし、そんな日々のなか新たな苦悩が生まれる。

それは人間関係における苦悩だ。

周りは僕ほど建築ガチとは言えない。そのギャップから生じる僕のストレスが加速していったのだった。

周りの人間の価値観が理解できなかった。建築学科であるゆえには建築の勉強をするのが普通ではないのか。その疑念は苛立ちに変わっていった。

そのストレスを克服するために僕は色々な人と交流を求めた。そうすることで、小さいコミュニティに縛られる必要がなくなり、不必要に感じたら切れば良いからだ。

最初はそのつもりだったが、色々な場にコミュニティをもつことで、元いたコミュニティでの活動も潤滑に行われるようになったのだ。自分の心にゆとりが生まれたからであろうと今思う。

 

~年末

そして秋学期のコンペ出場。まあサークルでの参加ゆえに20人近くいたのだが。これもいい経験であった。

僕は最初本気でやるつもりはなかった。ただ交流の輪を広げるために参加するつもりだった。理由は大学内のサークルに希望はもっておらず、学べることは特にないと思っていたからだ。

しかし学べることは大いにあった。

チームで動くにはどのように指示したり、自分が動かなければならないのか。これを学べた。

新しく建築の知識というよりも、そういった人間との関わりについて学べるいい機会だったと思う。

まあそんな考えであのコンペに参加したというのはなかなか一年生離れした考えであると我ながら思う。

 

そして今は自由設計に取り組んでいる。

色々葛藤はあるがいい経験になりそうだ。

 

 

今回はこれで終わります。

良いお年を。