迷子の建築学生ブログ

たとえ道に迷ってもそれでいい

最近引っかかっていた事が分かってきた話(超重要)

こんにちは。ろすとまんです。

 

最近、あることが引っかかっていました。

あること。

それが分からないことに引っかかっていました。

 

何か漠然と心に詰まりを感じるときがよくありました。

その正体は何なのだろう…?

 

 

 

まさか、…?

 

 

 

正体は自分自身の意見を持ってないことでした。

(残念ながら恋ではありませんでした...)

 

きっかけはwebで読んだ落合陽一さんの記事でした。

www.moneypost.jp

 

”意識だけ高い系”について

『その人が自分で考えたものが何ひとつありません。いろいろな知識を広く浅く持っているだけで、専門性も独自性も何もない。これでは、ただの「歩く事例集」です。』

(上記リンクからの引用)

 

まじでこれだ、と思いましたね。

 

前回の記事でも話した通り、最近尊敬されることが多かったりします。

その理由としては、僕が他の人より少し建築の知識が多いことでしょう。知識の差があるのはインカレサークルや建築雑誌を日々漁ってる僕としては当然だと思ってます。

ここまで自分を上げることばっか言ってますが(笑)、いくら尊敬されても何かひっかりを感じていました。

心の底から知識の差で他の人を見下したりしませんでしたし、知識があるから偉いなんても思えません。

逆に褒められると「自分はまだまだで、褒められるようなレベルではない」と思ってします(というか言っちゃう)。

なぜ賞賛の声を貰うとこんな気持ちになるんだろう…?

 

そんな悶々とした日々を送る中で先ほどの記事に会いました。

以前一度読んだときは何も思わず、読み流すだけでした。

しかし今日読んだとき、これだ!と思いました。

 

自分はあくまで多く知識を持っているだけ。その知識は自分のものですが、自分が考えて生み出したものではありません。

それをちょっと編集して他の人に提供しているだけ。

だから褒められても心の底からの喜びがなかったのかもしれません。

だって知識なんか得ようと思えば簡単に得られますからね。

それゆえ漠然とした不安もありました。

「今は皆より建築の知識は上だが、簡単に抜かれるのではないか?」と。

自分がやってのけたように知識は少しの時間で一気に習得可能なので、余裕ぶっこいていたらすぐ抜かれてしまいます。

 

これからの時代、これからの自分に必要なもの。

それは自分の考え、専門性をもつこと、のような気がしてきています。

 

今まではとにかく知識をインプットすることだけを考えてきました。

しかしこれからは、その知識をもとに何を思い、何を考えるかを構築していきたいと考えてます。

簡単なことではないですが、少しづつやっていきたいです。

 

まあこれに気づくのに時間はかけてしまいました。

新しく切り開いた道に向かって頑張ります!