千葉県の村の修復作業を院生と大工とともに
こんにちは。ろすとまんです。
ここ数日、千葉県に行っていました。
そこで経験した一部を記していきたいと思います。
台風被害
そもそもなぜ修復作業をやることになったと言えば、今月あった台風である建物が壊れてしまったから。
夏休みはほとんど東京と神奈川の往復しかしなかった僕は少し後悔を残していました。
もう少し色々の体験をすればよかったと。
そんなときサークルから連絡があり、急遽ボランティアを募集しているということで行くことを決めました。
最初は一年生の分際で何ができるか分からず不安でした。それにめちゃめちゃ遠いですし。
しかし、僕は今までそうやって何度もチャンスを逃してきました。そんな自分の殻を破りたいという気持ちもあったのかもしれません。
着いたら僕一人
何人か集まって6人くらいで作業するものだと思ってました。
しかしいざ来てみるとその日来たのは僕一人でした。
メンバーはある大学の院生と和歌山から来た建築家兼大工の人。
今までのない経験の始まりでした。
慣れない作業
基本力仕事。
というか大工がやる仕事のまんまで、ハンマーやドリルを使い作業していく感じでした。
あまり手先が器用ではない僕は不安でした。
「これ失敗したらヤバくないか…」
正直自分が出来る範囲の仕事を延々とやっていたい気持ちはありました。
でも僕はわざわざ4時間もかけて千葉の南のほうまで来たのです。不安な気持ちでいっぱいでしたが、一歩を踏み出すことができました。
二人も丁寧に教えてくれましたし、僕が失敗しても何度もチャンスをくれました。そして、作業も自然と慣れていきました。
僕は出来ると自信のついた仕事はとことんまで極めつけれるタイプなので、エンジンがついてからは楽しくてしょうがありませんでした。
そして近所の人達も何人か来ていただき、指導してくれたり、お話を聞くことができました。
本当の地域の良さの片鱗を見た気がしました。
整理しきれないほど色々なことを教わった
ある大学の院生とは東京大学の方です。
大工さんも僕が来たことに本当に感謝してくれて、ご飯を作っていただいたり、建築にまつわる色々な話をしてくれました。
それ全てをここに書き留めることはほぼ不可能なレベルで。
当日僕一人だったのはある意味で幸運でした。
お二人の話し相手として占領できたから笑
今回の旅を通して、色々なことを学び、感じました。
既存の建築に対する価値観も変わりましたし、自分がこれからやっていく建築の礎となると確信しています。
ただ建築物を巡るだけでは得られない本当のつくるということ。建築ということ。
数日で大きく前に進めたような気がします。
以上です。ありがとうございました!