迷子の建築学生ブログ

たとえ道に迷ってもそれでいい

いつの間にか不安に駆られていた

どうも、こんにちは。

わりと久々の更新である。今回は"である"口調でいこうと思う。そういう気分だからだ。

 

 

最近、漠然と建築への興味が薄れている自分がいた。

それを気づいてはいたが、どうしようもいかずにモヤモヤした日々を送っていた。

2月はひたすら東京建築を巡り、本を読み漁り、建築への感覚と知識を蓄えていった。

しかし、3月に入るとそのペースは明らかにダウンした。確かに色々と行事があったため仕方ないことであるが、問題は建築への興味が徐々に薄れていたことだ。

その代わりに絵を描いていた。建築以外にも自画像や風景画を描いていた。そういう気分だったり、何か見つめ直したいと思い描いていた。

気付いたら建築への熱は冷めていた。スルッと抜け落ちていた。別に悪いことだと思わないが、それに対する不安は感じていた。

 

なぜ不安に感じるのだろう?

我が生活を振り替える。

 

まずTwitter

今まではあまり他の人のツイートは確認せず、発信するのみであった。しかし最近では他の人のツイートを見るばかり。卒業設計シーズンというのもあり、色々な人の設計が流れ込んでくる。

それがとても不安要素のように思える。「僕はここまで出来るのだろうか?」「一緒に闘う仲間が出来るのだろうか?」漠然とした不安。理想と現実のギャップよりも、現段階において、それ相応の努力をしていなのではないか。それをひしひしと感じる。

僕は三次元を二次元の絵に落とし込むのは得意だ。しかし三次元をいきなり構想するのはあまり得意でない。今までやらなかったことだからだ。その圧倒的欠点を放置し、努力出来ていなかった自分に少しの憤りを感じつつも惰性に過ごしていたのだ。分かっているのに動けない。まず何をすれば解決できるか解らない。分かってるのに解らない。その間で揺れ動いた。

 

他には先輩の影響だ。

僕の周りの先輩はすごい人ばかりだ。何がすごいというと人それぞれで、自分なりの意見を確立させていたり、圧倒的に豊富な知識を持っていたり、行動力に長けていたり。これはプラスでもあるが、不安とは表裏一体だ。

圧倒的な力の前で一度挫折する。しかし少し上の先輩程度であれば挫折から何とか立ち直れる。やはり問題はTwitterにあるか…。

 

そんな不安に駆られていた3月。

しかし、3/10の今日、それが少し晴れてきた。

それは模型バイトのおかげだ。

 

有名な設計事務所の模型バイトを手伝うことになり今日がその初日であった。

内容はシンプルに言われた通りにやるだけ。

その中でやるプロジェクトは大規模のもので、一部だがそのディテールまで知ることができる。そして何よりも模型の練習。すなわち空間の練習ができる。そしてスタディ模型がどう変化するか、やり方、その一部が垣間見える。この作業こそ自分に足りなかったものの埋め作業であった。

今日は8時間やったが、10時間以上やってもいい。どうせ1日を怠惰に過ごすならひたすら模型バイトをやってもいいと思った。

デメリットは時給やや低めなのと、バイトということで厳しい扱われ方されるが、そんな些細なことどうでもいい。ちゃんとお金貰えるのさえ有難いくらいだ。

まず金銭の目標は10万ちょい稼いで、iPad proでも買うということだ。まあ他のタブレットでもいいかと感じるが、他にお金の使い道もそれほど無いのでいいだろう。あとはとにかく旅にでる。海外や国内。ひたすら回る。あと美のお金で味しいものでも食べようと思う。

 

今日、自分の中で新たに発見が出来て良かった。

今夜からまた頑張ろう。