新歓コンパ行って後悔した男
うん…。
新歓コンパはもう二度と行かない。
そう思えた1日だった。
大学の建築サークルの新歓コンパがあったのだが、行くだけ無駄だった。
時間の無駄。精神の無駄。お金の無駄。
???「無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!」
というレベルで無駄でした。
今回分かったのは、
自分は大人数の中にいるのが、くそほど嫌い
ということだ。
正確に言うと、皆がくそどうでもいい話で盛り上がってる中に入れられるのが嫌いなのだ。
前半は前にいる女子に話しかけようと気をつかった。
それが特に疲れた。
「自分で自爆してるくせに何ほざいてんだ?」と思われてもよい。そんな言葉どうでもよくなるほど、後半は嫌気がさした。
同じ建築を学ぶことを志す同志に周りが見えなかった。
「おれ何してんだろう?」何度も思った。
そして、やがてこの場にいることが無駄と思い始め、数学のことを考え始めた。
新歓コンパで数学のこと考えてるとか頭おかしいよな…。まあいいか。
前で男女が話してる中、自分は枯れきっていた。
何度か思った。
「おれ、入る大学間違えたかな?」
「こいつら何のために大学入ってきてんだろう」
「ここは自分がいるべき場所じゃないな」
自分はコミュニケーションが極度に苦手というわけではない。
しかし、大人数になると、とてつもなく気が引ける。気を遣わないといけないのが本当に嫌気がさす。そして、時間の無駄だと考え出す。
すぐ損得を考えてしまうのは悪い癖かもしれないが、それが自分なのだ。
高校の陸上の監督からは色々なことを教わってきた。
自分で考えて行動する。
批判は誰にでも出来る、行動できるのは一部だけ。
それを、無下にすることは絶対にしない。
高校時代培ったものを決して手放しはしない。
今回の件で、大学の建築サークル入るかさえも悩む。
入ったところで何になる?
なにか意味があるのか?
楽しくやれればいいのか?
結局、入ってもいるのはあそこにいた人間達である。
ある人は個人の状況を考えず「人脈広いのは大事だよ!」と言うが、これは万人に当てはまることなのだろうか?
自分は意味のない人間関係などいらないと思う。無駄だから。
とりあえず、なんとなく
友達が入るから
遊ぶため
女の子と話すため
どれもサークルに入るには十分な理由だ。
しかし、今の自分には心底下らない理由だなと考えてしまう。わざわざそんな奴と話す価値はないと思ってしまう。これは悪い癖だ。
自分が思っていたものとのギャップ。
これをここまで早く実感するとは思いもしなかった。
自分がやりたいのは建築を学び成長することだ。
本当にこのサークルにそれだけの価値と環境があるかが疑わしく思えてきた。
浪人時代は苦悩の中を突き進み、最後に大きな成長を遂げることができた。
そして今は第二の苦悩だ。
今日もろすとまんは迷子だ。