迷子の建築学生ブログ

たとえ道に迷ってもそれでいい

何回迷ったっていいさ

BUMP OF CHICKEN「ダイヤモンド」

 

 

何回迷ったっていいさ 血の跡をたどり戻ればいいさ

目標なんてなくていいさ 気づけば後でついてくる

 

可能性という名の道が いくつも伸びてるせいで

散々迷いながら どこへでも行けるんだ

 

大事なもの いくつもあった

なんか随分 減っちゃったけど

 

ひとつだけ ひとつだけ その腕でギュッと抱えて離すな

血が叫び 教えてる 「君は生きている」という言葉だけは

 

 

ひとつずつ ひとつずつ
何かを落っことしてここまで来た

 

ひとつずつ拾うタメ
道を引き返すのはまちがいじゃない

 

 

 

 

BUMP OF CHICKENのダイヤモンドという曲です

 

少し昔を振り返りながら、今の気持ちを綴っていきます

 

 

後半の歌詞は聴いた頃からずっと好きでした

 

初めて聴いたのは、浪人して直ぐでした

あの時は後悔や絶望や不安などの色々な感情が混じり合って、完全に自信を失っていました

 

「おれは何も成長していないのかな…」と

 

そんなとき、BUMP OF CHICKENの色々な曲に出会い、その中でもダイヤモンドのメッセージ性の強さに惹かれました

(当時、既に花の名やロストマンなどは好きでした)

 

特に、後半の部分の歌詞に惹かれました

「ひとつずつ拾うタメ  道を引き返すのはまちがいじゃない」

 

勉強を再開するのもキツかったそんな時期に、もう一度基礎へ返る勇気を与えてくれた一曲でした

 

 

そんな僕ですが、歌詞の中にはあまり理解の出来ない部分もありました

それは上に書いた前半の部分です

 

僕は高校時代、陸上競技で長距離をやっていました

しかし、思うような成果が出ず引退しました

 

その悔しさから大学では陸上をやろうと考えていました

そして残念ながら現役での受験は成功とは言えず

そして浪人期に入り、陸上への思いが再燃しました

 

そのため芝浦工業大学に対しては人一倍思いがありました

 

しかし時間が経つにつれて心境に変化が訪れてきたのです

 

https://ameblo.jp/dryo1213/entry-12412691477.html

アメブロですが、こちらを見ていただければ当時の心境が分かると思います

他にも陸上関連の話題の記事はいくつかしました

 

特に10月の時期は気持ちが揺れていましたね

 

自分のやりたいことって?

何がしたいんだろう?

 

正直、受験以上に不安でしたね笑

答えが見つからず半年近く経ってますもんね(最も最初は陸上をやる気でいたが…)

 

大切なものが2つありました

建築士になること

陸上競技を続けること

(特に部活に入って箱根駅伝予選会へ出たかった)

 

大学によっては後者は、ほぼほぼ不可能でした

たとえ入るにしても片方を犠牲にする必要の可能性が生じます

 

かなり完璧主義の当時の僕からしたら悩ましい決断でした

 

 

歌詞の前半部分の話に戻ります

 

僕はこの歌詞の部分を

「大事な夢はいくつもない  たったひとつだけ」

と読み取りました

 

(上の歌詞と上には書いてない部分で、"世の中にひとつだけ  かけがえのない生きてる自分"という歌詞から"最も大事なモンは自分自身だよ"というのが藤原基央さんの意図として解釈するのが近いと思われます。ですので、個人的な解釈として考えてください)

 

 

大事な夢が2つある僕からでは、何か心に引っかかるように感じました

 

しかし、最終的にはどちらかの夢を削る必要があります

僕には楽しんで競技をやるだなんて考えはありませんでしたし、建築は厳しい世界だということも知ってます

 

高校のように、両立させようとして、どちらも疎かになってしまうことも避けたかったのです

 

 

それがまた、最近になって心境に変化がありました

 

12月後半~

受験が近づいてきて、弱点を掘り出す時期

かなり自己分析の能力も上がり、心の成長が実感できていました

 

当然のように毎日走ってましたが、11月くらいから走りのペースも落ちて筋トレメインになってました

(公園まで走って筋トレしてました)

 

僕はもうその時期に

「もっと自分の能力を活かせる場で戦おう」

と考えてました

 

それは陸上の挫折でもありました

 

ですが、とても心は澄んでいました

 

「確かに、結果が出せなくて後悔はしている。でもその陸上がバネになってここまで成長できた。

陸上選手は言ってしまえば誰にでもなれる。しかしそれは自己満足なのではないだろうか。自分の目標は走って皆に夢を与えることではない。

もっと人の役に立つことで、自分にしか出来ないようなことがあるはずだ。そのために時間を使いたい。大学生活を費やしたい。」

 

本気でそう思いました

人によっては「なんだそれ。どうせ無理だろ」なんて思うかもしれませんが、そんな人間に対して話すことは一切ないと考えてます

 

陸上という夢は挫折してしまいましたが、またそれが僕に力をくれました

 

まさにBUMP OF CHICKENのダイヤモンドの歌詞の通りに、大事なものがいくつもあったけど随分と減ってしまいました

 

ですが、僕はこの決断に後悔はないでしょう

なんせ半年以上もかけて出した答えですからね笑

 

 

 

今の目標は「新たな可能性を見出だすこと」です

もう建築士に縛られるのも止めます

 

今は建築士への道を進み、もっといい道があれば躊躇なく切り替えていくつもりです

1つに絞るなんてもったいないですからね笑

 

ただ、この新たな可能性を見出だして前へ進んでいくことは大事に持ち続けていきたいと思います

もうこれ1つしか残りませんでしたからね

 

それが本当の最後に出た答えでしょうか

 

 

 

 

 

今回は少し長くなってしまいました

ここまでガッツリを書くのは久々でしたね

あと、過去のアメブロの記事を見返してみるとなかなか面白いものです笑(いい感じの黒歴史となってますね)

 

以上です。ありがとうございました